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  4. ハンドブレーキなしの坂道発進  - 2/2 -  - 1/2 -
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どうしてもアクセルを...

自分に度胸が無いせいか、どうしてもアクセルを坂道発進の時に思いっきり踏むことが出来ません。

これは、度胸の問題ではありませんよ。
テクニックの問題です。
思いっきり踏み込むのではありません。
急発進しない程度に、深く踏み込むだけです。
マニュアル車は、度胸ではなくてテクニックで走ります。_s(`へ´;)ゞ ..

で、以下に、私の運転の仕方を参考までに。


maru の場合は・・・

私の車(2009年モデル)も、アクセルの反応が悪いです。
そろそろと踏み込んでも、すっきりとは回転数が上がりません。
踏み始めの回転数上昇が素直では無いのです。
ト●タです。(爆)

昔の車は、アクセルペダルとエンジンのスロットル(燃料/空気の調節弁)が機械的にワイヤーでつながっていて、思い通りに楽しくエンジンを吹かすことが出来ていました。
今の車はコンピュータ制御(大げさな言い方です)になっていますので、プログラムが邪魔をしているような側面があります。
従って、急坂の場合には、アクセルの調整を微妙に行なうことに対してプログラムという邪魔が入りますので、意識して始めに「ブォォン」と吹かしていますよ。
もっとも、昔もこのようなテクニックは使っていましたけれど。
まだ、ブレーキを踏んでいる状態で、発進をする前に、かかとでアクセルをエイッと踏んでやります。
そして、その回転数が落ちてしまわないうちに、フットブレーキ解除+アクセル踏み込み、クラッチ接続をやります。
エイッと踏み込むときは、極端な話、どこまで踏んでも構いません。
だって、クラッチはつないでいないのでまだ発進するわけではありませんから。
アクセルを踏み込み過ぎたら、回転数が落ちるまで一呼吸待てば良いだけの話です。
むやみに吹かしたら、周囲から白い眼で見られたりしますが。
車と対話しながら運転しましょう。

クラッチをつなぐときの奥義は、「回転を落としながら」です。
と言うことは、その前には「煽っておく」ということになります。
これは覚えておいてくださいね。
今でなくても、後でその意味が良〜く分かりますから。
シンクロも、「回転を落としながら」の方が よりスムーズな働きをします。