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(何でギアがあるの?)
ずばり、経済的に走るためです。
エンジンを掛けたら、走り出せることが前提です。
しかし、静止している1トン以上もの物体を動かすには大きな力が必要です。
そこで、ギアでミッションの出力側の回転数を落として引き換えに大きなトルク(車輪を廻そうとする力)を得ています。
低いギアのままでは、燃料効率が悪くなるし、速度も出ないので時間的にも不経済です。
走り出したら、発進時のような大きなトルクは必要が無いので、燃費も良くなり速く走れるギアにチェンジして行きます。
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(回転数とギアと速度とトルク)
特に、速度が低いときについて。
ギアが高い場合は、エンジンの回転数が下がり過ぎることに注意を要します。
エンジンの回転数が下がれば力が抜けた状態(トルク不足)となります。
この状態にならないようにする為には、ギアは1段下げてください。
無理をしてクラッチの断続で乗り切ろう−などとは考えないことです
。
また、原則として、クラッチを切った状態で走ろうとは思わないことです。
但し、渋滞の中で、ノロノロ運転の場合、1速か2速でクラッチを切って惰性で走ったりと、微妙な速度調整はアリですが。
特に、ギアと速度との関係。
エンジンがオーバーレブ(過回転)しないように、また、スコスコ抜けた状態にならないように、各ギアのポジションに対して適当な速度の範囲というものがあります。
勿論、燃料効率も含めて。
このあたりを意識して走るのが良いでしょう。
例えば、1速:0-50km/h まで。
2速:10-60km/h まで。
3速:30-90km/h まで。
4速:50-100km/h まで。
5速:50-
ご自分の車に応じて、身体が覚えて行くと思います。
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(シフトアップ/シフトダウン)
前述の-4-項以降を参考に、場面に応じたギアを選択してください。
長い下り坂や急坂での減速、車間距離や時間的猶予が充分にある−などの場合には、ギアを落として減速することを念頭に置いてください。