KTさんの質問に答えて(第1話) <小説風?>
--- 凡例 --- :KTさん :maru
- 最近、新車に換えたばかりなのですが・・・
- ほぉー、それは素晴らしいねー。毎日がルンルン気分では無いの?
- それはそうだけど・・・
- だけど?
- ガックン発進とエンストのしまくりでー。(泣)
- 何でまた??
- 10年近く、オートマに乗り続けていてねぇ。マニュアル車は初めて、と言う訳なのよ。
- あっつ、それは新車が可哀想ですね。
- そういう言い方こそ可哀想では無いのっ(やや怒)。
- ごめんなさい、許して〜。
- クラッチのミートポイントがつかめないのです。
- あぁー、そういう事だったのですね。
- 特に坂道発進のときなどは緊張のしまくりです。なぜか、後ろにぴったりと後続車がついたりして・・・
- そういう事は無いのではありませんか? 後ろの車から見て、マニュアルもオートマも分かりませんよ(笑)。
- (^^;)ゞ ポリポリ
- 多分に気のせいですよ。赤信号の間に、サイドブレーキをしっかり引いて、降りて見に行けば良いでしょう?
誰も貴方のお尻にくっつきたくは無いと思うけどなー。
車間距離は、しっかり開いていますよ。
- そうですね、気にし過ぎかも。
- そうですよ、逆行しても居眠りする時間があるくらい、開いてるって!
- 過度の緊張はロクな事はありません。
で、思い出した事があるのですが・・・
- えっ、何ですか?
- ずっと以前の話ですが。免許取立てで、ようやく前へ走っている、うら若き女の子がいました。
- うんうん。
- 駐車場から出ようとしているときに、そっちの方を向いてわざわざ狭くなっている所で待っていました。
- あー、いたずら心を出したりして。
- そうとも言います(汗)。
- どうするか見ていたらですね。
離合できる道幅も腕も無いのに、どんどん前へ出てくるのですよ。(ギョッ)
- あちゃー。
- いよいよ前へ進めなくなったところで止まったのですが、今度はまったく動こうとしないのです。
おそらく、その車からフロントウィンドウ越しに見える景色では、
私の車に接触寸前だったのでないかと思いますよ。
そっちが下がりなさーい、と言ったら、ナ・ナント前進して来るではありませんか!
気持ちはバックしていた筈ですね。
しかし、顔は前方を向いているし・・・
自分が、どういうギア操作をしているか分かっていないのですね。
あぁー、恐ろしかった!
- ふざけるものでは無いですね。
- まったくその通りです。
- もう一つ、私が「自動車学校」へ通っていた時の話ですが。
- またまた、古い話ですか?
- どうせ、古い話ですよー。(プンプン)
- まぁまぁ・・・
- (気を取り直して--)
卒業検定が間近にせまったある日の事です。
踏み切りに差しかかりました。
ここは、当然ながら一旦停止と再発進の場面です。
- ですね。
- その、オニ「教官」がナニをしたと思いますか?
- そんな事分かる訳ないでしょうが。
- あっ、そうか。はははは。
でね、ちょうど再発進のタイミングで、いきなり少し大きな声を出しながら、
不自然に私の肩というか背中あたりをポンとたたいたのですよ。
こいつめ、試したのですね。エンストしないか。
- で、どうだったのですか?
- いつも、その「教官」様とは勝負しているつもりだったので、負けませんよー。
平然としていました。
それから間もなくの事、目出度く「合格」・「卒業」出来ました。(祝)
- なるほどー。何となく言いたいことは分かりましたね。
- そうですか。冷静さが大切だと言う事ですね。
如何でしたでしょうか?
長編(超変)小説になってしまいそうです。
第・何話まで続くのかは分かりませんが・・・
(気長にお待ちください)
督促のメールは受け付け致します。
(今日は変な事を書いてしまったのかなぁ・・・独り言)