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ミートポイントの認識が肝心です。

ミートさせる直前に回転数アップ
アイドリング時の800rpm前後で発進可能な普通車は、今どき存在しない気がします。
大昔ならば、ギアをローに入れておけば、アクセルは殆ど踏まないか少し踏むだけでスムーズに発進ができました。
特に、前進3段・コラムシフト というガッコウの教習車は扱いやすかったですね。
卒業後に乗る車でエンストを覚えた、と言っても過言では無いか?(謎)
クラッチがどの辺でミートするかなんて認識が不充分でも、ちょっと踏めばすぐに吹き上がるエンジンに助けられて、坂道発進なんかは最初からまぐれで上手に(結果オーライで)出来てしまっていたものです。

煽ってやらなければ、トルク不足で「ストン」と止まってしまう車が殆どかも知れませんね。
発進の直前は、ギアはニュートラルで、クラッチは切らないで(踏まないで)、アクセルを一発踏み込んでやっても良いでしょう。

1,000-1,500回転でミート
「直前の一発」は、踏み込んだ直後の回転数アップと、その後にギアを入れてクラッチをつなぐ迄の間の回転数ダウンを頭に入れて、どこ迄踏み込むのかを意識しておくことが大切です。
平坦な場所で、1,000-1,500cc の車ならば、1,000-1,500rpm以上でクラッチをミートさせて発進をさせれば良いでしょう。
この回転数は、おおよそ4-5速で、40-50km/hで走行している時のエンジン回転数です。
タコメーターが付いていないのであればエンジン音などを耳で聞いて判断しましょう。

坂道発進ならば、1,500-2,500rpmでクラッチを合わせるつもりで良いでしょう。
先行車との車間距離が詰まっている場合、僅かしか前進しない場合には、吹かし過ぎたままだと前の車に「ゴツン」とやりかねないので、動いた瞬間に吹かし過ぎのアクセルを素早く戻す事も計算に入れておいて下さい。
やたらと吹かし過ぎてロケットスタートになってしまえば、「コンビニに突っ込むオートマ車」と同じになりますよ。(汗)

ミートする瞬間はゆっくりと
急発進をしたいので無ければ、クラッチがミートする付近ではゆっくりとつないで行って下さい。
ミートポイントから離れた位置では、さっさとペダルを戻して行っても大丈夫です。
そして、低回転でつなぐ時には、アクセルをじわっと踏み込みつつミートさせるのが良いでしょう。