ようこそ マニュアル車の運転テクニックと車の運転入門 へ

  1. ホーム
  2. MT車の運転テクニック
  3. ギアの選択(その2)

発進の際あるいは走行中に、ギアの選択はどのようにしていますか?

迷いはありませんか?
状況別にまとめて見ました。


狭い道やカーブが多い道にて
1段落としましょう。
いつでも1番高いポジション(5速や4速)で走る必要は有りません。
シフトダウンした分だけが余裕につながります。
無理をしてトップギアで走っていて、ブレーキをかけたらパワー不足となって回避動作が遅れたり、その後スムーズに加速出来なかったりします。
予測運転をしていれば、目先のブレーキだけに頼らずにアクセルだけも かなりスピードのコントロールができます。

抜け道や裏道にて
1段落としましょう。
渋滞のときなど、裏道へ廻る場合があると思います。
そして、そのような道は幅が狭かったり住宅街の生活道路だったりします。
なるべくゆっくりと走って、歩行者や車の飛び出しに備えましょう。
また、速度の割にはエンジンの回転が上がるので、音で気づいてもらえる事も多いと思います。

つまりは、ギアを落として走る話の「総集編」でした。
アクセル、ブレーキ、クラッチ、ギア・・・・・ すべてをスムーズに「連動」させた運転が、「上手なマニュアル車の運転」だという事になります。
オートマの場合は、基本的にアクセルを踏むかブレーキを踏むか、の何れかでしか有りません。
「連動」よりもむしろ、「どちらか」ですね。
オートマ車は惰性で走る様に作られている、と言っても過言ではないのではありませんか?
運転が楽になるようには出来ていますが。
マニュアル車の極意や楽しみは、「惰性で車を勝手に走らせない」様にコントロールする点にありそうです。