ようこそ マニュアル車の運転テクニックと車の運転入門 へ

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マニュアル車運転の感覚を研ぎ澄まそう!

テクニック習得の先にあるものは。
運転のセンス・アップ
運転の楽しみ倍増

クラッチやギア操作に少し慣れたら・・・
センスのある運転を心がけましょう。
私がマニュアル車にこだわる理由の一つが、「個性」や「センス」が現れる点にあります。
このホームページをご覧の方々も、すでにマニュアルが良い・・・という「個性」を発揮されている訳ですし、運転の中でその「個性」に「センス」を付け加えて欲しいと願うところです。


ファッションの分野ならばこの様なケースでセンスが無い、となりますでしょうか。

  • TPO(時と場所と場合)を考えていない。
  • その人には、とても似合いそうに無い。
  • なんとなく着こなしていない。
  • その他、諸々・・・。


では、マニュアル車の運転においてセンスが無いのは、独断と偏見とで?、車との対話と一体感が無い、としてしまいましょう。
オートマ車ならば、足は片足で、アクセルかブレーキか。
そして、それを強く踏むのか軽く踏むのか、くらいしか無いでしょう。
自分の都合だけですね。
センスは必要無い、と言ってしまえば過言ですか?(片方の足に限った話ではありますが)


で、一体感とは? 対話とは?
ズバリ、車の方の都合やご機嫌も考えに入れる、です。
前置きはここまでにして、本編はこれからです。
マニュアル車に限定しないテーマも含まれています。


遊びとレスポンスについて
遊び、と言っても機械的なゆとりの事です。
通常は、機械の可動部分や連結部分には、ゆとりが必要です。
これは、機械の都合によって設定されているものです。
車においても各所に遊びが有り、運転操作の装置類に関しても当てはまります。
遊びが大きすぎて性能や操作性に影響を及ぼす様になって来た場合は、ガタが大きいといった言い方に変わってきます。

運転操作上の(主装置の)遊びと操作

(1)ステアリング・ホィール(ハンドル)
丸い輪を回転させる事によってタイヤの切れ角を変化させる為のギア装置には、ラック&ピニオンとボールナット(ボールスクリュー)式が有ります。
構造によってシャープに反応したり、遊びが大きかったり、路面からのキックバックが大きかったりします。
もしも、貴方の運転している車のハンドルの切れが悪いと感じたり、遊びが大きそうであれば早めにハンドルを切り始めたり早めに戻し始める方が良いかも分かりません。
細かく言えば、コーナーやカーブのどの時点で、あるいは車の姿勢がどこまで変化したときに方向を変化させるかであって、時間的な遅れを考えれば、ハンドル操作は変化を先取りするくらいで丁度良いでしょう。