ようこそ マニュアル車の運転テクニックと車の運転入門 へ

  1. ホーム
  2. コラム
  3. 愛車のお手入れ(2)
凍りつく朝のために
いきなりドアを開けたときに、パッキンがバリバリーッとなりませんか?
フロント・ウィンドウなどが凍っている朝は、一旦家の中に戻ってからお湯を持参で出直しています。
でも、今朝に限ってズボラをしたら駄目でした。
恐る恐るドアを開けたのでしたが、バリバリと気味の悪い音が・・・。
いきなり開けたりしていると、パッキンの接着が剥がれてくる事があります。

ボディーとパッキンが、わずかの水分で凍り付いているからです。

私の常套手段は、プラスチックのバケツに給湯器からお湯を汲んで、古くなった片手鍋を使ってドアの隙間やウィンドウの凍結を解凍しています。
お湯は温いもので充分です。
冷え込みがキツイときは、ウィンドウに水分が残っていればすぐに再び凍りつきますので、ワイパーを動かして撫でておきます。
尚、ワイパーや電動ミラー等の稼動部分にも、あらかじめぬるま湯をかけておきます。

今日は、失敗を教訓に対策を講じました
パッキンに薄くシリコングリスを塗布してやりました。
多量に塗る必要はありません。
油分が残っている程度で充分です。
あまりベタベタとやれば、埃を吸着したりして汚くなります。
工業用のれっきとした物が手元にありましたので、これ幸いとばかりに。
耐寒−40℃から耐熱100数十度Cの優れものです。

昔はポマードを塗ったりしていました。
しかし、あまり得体の知れないモノは塗らないで下さい。
パッキンの材質が劣化する事も考えられますので。
機械に充填するモノなどは避けた方が良いでしょう。

これで、ぬるま湯が手に入らないところでもドアは安心して開けられるでしょう。